「田奈藝術Gin Huang Gallery 」ではこのたび、アーティストKINJOの海外初の個展を開催いたします。《OVER THE BRIDGE》とタイトルづけられたこの展示には東京の展覧会UNDER THE BRIDGEからの発想でした。又、アーティストのスタジオは都会と郊外の境目にあり、都心からそこまで離れていませんが荒川の橋を渡らないと中心街には行けないので、その「越える」「飛び越える」というイメージの延長で、今回台湾にて初海外個展を開催いたします。
この度の個展では、KINJOの名作"One's Eyes"、"Big Cereal" シリーズはもちろん、過去の創作スタイルから脱出し、作品にブランドのロゴと帆布のコラージュを加えた上、KINJOが今回の個展のためにGin Huang Gallery専属の"Big Cereal Box" コーンフレークのパケージのシリーズを製作しました。そのため、彼の作品のブランドアイデンティティーがさらにはっきりしてきました。
人間は作品の鑑賞、情報を受け取る道の割合につきましては、約80%が視覚からだと言われています。視覚は五感の中では一番大切で、最も直接な感知だと思われます。人々は目を使い、人、事、物を見て判断を行います。ですが、私達分析してきたのは一体物事の表面?それともその裏に隠している正体でしょうか?
"One's Eyes"はKINJO初期の作品です。彼は人と人の関係作りというのは相手のことが全く分からない状況で、相手を観察し、それに順応する行動をすると気づきました。それが真っ暗闇でお互いのことわかり合おうとしているようです。KINJOは自分の感情的な経験と内なる気持ちを結びつけ、人の目が気になる時期って誰でもあって、その時期に自分の本当の姿を隠しがちです。ですが、探って、深く理解しようとすると、全く違う風景が見えてくるはずです。KINJOの作品みたいに、色がない表の裏にはいつもカラフル、そして、静かに自分の色味を滲み出しています。
KINJOの作品は幼い頃ではあんまり見かけない西洋から渡ってきた商品の「コーンフレークのパケージ」を創作ベースにし、現代社会の印刷物、絵画、デザインと芸術の関係を見直しに努めます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う「田奈藝術Gin Huang Gallery 」の対応につきましては、この度の個展はオンラインで作品鑑賞も提供しておりますのでおうちで作品をご堪能くださいませ。 参加用のURLはこちらです。
VRoom:https://www.artland.com/exhibitions/kinjo-over-the-bridge
No. 23, Ln. 106, Siwei Rd., Wuqi Dist.
(Nearby Mitsui Outlet Park Taichungport)
Taipei, 435
Taiwan
ginhuanggallery.com
+886 4 2657 9858
Tuesday–Saturday
10am–6pm